【設定狙い実戦記事 PART.3】をお送り致します。
~過去記事はこちら~
・【設定狙い実戦記事 PART.2】
・【設定狙い実戦記事 PART.1】
7月29日は「9の付く日」ということで、ビックマーチつくば本店に来店した私は様々な仮説を立てて試行錯誤した結果、前日5,949枚ものメダルを吐き出した288番台の据え置き狙いを決行することにした。
その後入場すると、整理券が19番目ではあったが、危なげなく288番台の確保に成功。
ここですぐに打ちたいところだが、それをやる前に朝の状況を確認するべきだろう。
実際にこの店の常連はどのような台を狙っているのかを把握することによって、その店の特性が見えてくるからだ。
特に遠征で来店している私にとっては飛び込み事の常連の動きは非常に重要である。
そして、その結果として以下のようなことがわかった。
特に人気が高かったのが
・バジリスク~甲賀忍法帖~絆
・魔法少女まどか☆マギカ
・ゴッドイーター
・モンスターハンター月下雷鳴
などの高純増AT機だった。
特にバジリスク絆が一番人気だったことには「9の付く日」の信頼性を強く感じた。
っていうのも、バジリスク絆の最高設定の機械割は119%。
5.5枚以上ならともかくとして、等価でそんな機械に最高設定を入れることはまずない。
そんなこともあり、バジリスクを始めとしてAT機は狙い台から省いたわけであるが、この飛び込みの状況を見ているともしやバジリスクにも高設定を使っているのか?と思ってしまう。
また、バジリスクだけではなく、まどマギやモンハン月下においても「全機種に高設定投入」という噂通り設定が入っている可能性が高い。
となると、まどマギやモンハン月下にはまだ空き台があったために「狙ってみるか…」という気分になってしまったのだが、今更戦略を変えてもリスクが大きいと思いそれは断念した。
っていうのも、まどマギやモンハン月下においては設置台数がいずれも5台の為に、ツモれる確率が1/5ということになるからである。
(もちろん、高設定は何台あるのかわからないので1/5以上になる可能性もあるが)
で、あるなら理論上1/2で高設定をツモれると仮説を立てている288番台のハナハナで勝負した方がいい。
かくして、朝の飛び込み状況を見た私はハナハナを打つことにした。
288番台に着席した私は、データカウンターを確認。
間違いなく前日、5949枚出ている。
これを低設定に落としたのであれば明らかに挙動が変わるだろうし、ツッパるかヤメるかの判断がしやすいだろう。
かくして、288番台を回し始めた私だが…
3000円投入し、ノーボーナスで130回転に達した時点で遊技をヤメた。
まあ、確かに130回転で台を見切るのは早計かもしれない。
ただ、高設定であるほど130回転以内に当たる可能性は高いわけで、それに当たらなかったのであれば見切りを付けるのも一つの常套手段である。
さらに、もう一つの大きな理由としては、もう一つの候補であった277番台が空き台になっていたのだ。
で、あるなら130回転の間、当りを引けなかった288番台を打つよりも、まだ回されていない277番台に移動する方が良いと思った。
ちなみに、ニューキングハナハナにおいて130回転以内にボーナスを引く確率は以下の通り
ニューキングハナハナボーナス当選確率 | ||
---|---|---|
設定 | 100回転以内 | 130回転以内 |
1 | 41% | 50% |
2 | 43% | 51% |
3 | 44% | 53% |
4 | 46% | 56% |
5 | 49% | 58% |
6 | 52% | 61% |
すぐさま、277番台に移動した私は千円投入しわずか15回転でビッグ当選。
さらに、その後10回転後にも再びビッグに当選しました!
これは機転を効かせた戦略が功を奏したか?
連チャン時のビッグ中のBGMの変化は、その時の自分にとっては実に清々しく心地がいいもので、本日の大勝利を予感させると同時にここまで試行錯誤した自分の努力が少しは報われたのかなと涙すら溢れた。
まあ、このようにハナ連して25回転以内にビッグを2回引いたわけだが、その程度のことで一喜一憂しても仕方がない。
まだ、遊技は始まったばかりでここからしっかりと判別し設定を見極めていく必要がある。
と、気を取り直して遊技したわけだが
その後、大きなハマリをくらいボーナスに当選したのは481G…。
ビッグだったのがせめてもの救いだった。
こういったハマリをくらっては高設定に暗雲が立ち込める。
ただし、この台に見切りを付けられない理由はビッグ中のスイカの出現率だった。
3回のビッグでスイカが3回出現したのである。
BIG中のスイカ確率 | |
---|---|
設定 | スイカ確率 |
1 | 1/54.8 |
2 | 1/42.2 |
3 | 1/41.7 |
4 | 1/37.5 |
5 | 1/33.9 |
6 | 1/32.1 |
ビッグ1回あたりのゲーム数は24Gなので72G中に3回スイカを引いていることになる。
そうなるとスイカ出現率は1/24となり、設定6を大きく上回っているのだ。
しかし、それだけで高設定台と判断することこそ愚かなことはない。
高設定か否かは、スイカ確率・ボーナス確率・ベル出現率など全ての要素を判断して総合的に判断する必要がある。
ということで、パチマガスロマガのツールに採取した全てのデータを打ち込んでみたところ…
-引用元-
セグ判別&設定推測
パチマガスロマガ攻略!
このようなデータとなった。
これは何とも微妙…。
設定2・3の可能性が高いが4以上の可能性も十分にあり、もう少し回して状況を見てみたいところではある。
ただ、私はこの台をヤメることにした。
その理由は、もう一方の288番台が出ていたからである。
288番台は私が130回転でヤメたあとに185回転でビッグ当選。
その後も
177G BIG
72G BIG
64G REG
24G REG
324G REG
24G BIG
171G REG
89G BIG
といった形で、安定してコインを増やしていた。
ビッグしか引けずに481Gのハマリも発生した277番台と比べた時に、どう考えても288番台の方が据え置きの可能性が高い。
私は、その後177Gでビッグを引くがビッグ終了後に100回転ほどで遊技を終えた。
設定狙い 結果報告 | |||
---|---|---|---|
機種 | 投資 | 回収 | 収支 |
ニューキング | 3000円 | 0枚 | -3000円 |
ニューキング | 1000円 | 338枚 | +6190円 |
トータル | 4000円 | 338枚 | +3190円 |
※収支における1の位は四捨五入
高設定は掴めなかったがどうにかプラス収支。
277番台に対する見切りを付けるのに判断が鈍った点があったが、288番台の挙動も考慮した為にヤメる為の理由付けをできたのが大きい。それによって判断がブレずにすんだ。
その後、ホール内を見渡しジャグラーにおいて高設定らしき台を数台発見。
まだ、遊技している人がいたが辞めそうな気配もある。
とりあえず、腹も減ったし近隣にあるカレー屋CoCo壱番屋に行って昼飯を食べることにした。
「このあと、店に戻って勝負するかは状況次第」
「勝ち額は小さいが現時点でプラス収支なので、記事を書く面目上ここで終わりにするのもありかな…」
そして、その時に私の脳裏をよぎったのは例のウォーレン・バフェットの格言だった。
「ルールその1:絶対に損をするな。ルールその2:絶対にルール1を忘れるな」
1台目を130Gで見切りを付けたのも、2台目を288番台が出ていた時点で見切りを付けたのも、すべてこのバフェットの格言に集約される。
とにかくリスクを最小限にということだった。
第二ラウンドの始まりである。
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PART.4に続く・・・⇒⇒⇒
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