私は内陸部に住んでいる為に海に対しては縁がない男である。
地元では高校を卒業後に車を手に入れた友人の中には私の住む地域から2~3時間掛けてサーフィンをやりにいくという人間も多かったのだが、そうでない限りは基本的に海に対して縁がないという人物が私を含めてほとんどだった。
ただし、何かの用事で海岸沿いに車を走らせると、不意にそこに現れる海という大パノラマには心を奪われる。
普段見ないからこそ心を奪われるのだと思われるが、海を見て感動する気持ちは本能なのだと思う。
それは即ち、下記のような画像に感情が動くのと同じわけで…
チラリズムであれ、大自然であれ本能的に感動してしまうという点では一緒である。
私はある日、とある野暮用で茨城県日立市の国道245号線を車で走らせていたのだが、ドライブの休憩がてら1パチを打とうと思い、金馬車日立南店に車を止め店内に足を踏み入れた。
その時は、スーパー海物語IN沖縄3を40分ほど打ってその後に店内を見渡したのだが、隠し部屋のように階段の奥に設置されているお客様用の休憩所に足を踏み入れた時に、感動の風景を目にした。
それだけでも最高のロケーションであるわけだが、お客様休憩所という隔離された空間の作りこみがあまりに素晴らし過ぎて、これはぜひ後日取材に来なければならないと思った。
ということでそれから数カ月後、再び野暮用で国道245号線を走らせた私は金馬車のことを思い出し、店内に足を踏み入れた。
そして、中にいた主任らしき男性に記事で取り上げたいので写真を撮らせてもらえないかとお願いした。
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後半に続く・・・⇒⇒⇒⇒
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