いつも通り、コンビニで夜食を買った私はレジで並んでいる最中にカウンター前のワゴン内にあったタバコに目を奪われた。
銘柄はLARKなのだが、パイナップル柄で包装されたパッケージだったので、見ているだけでフルーティな味わいが口の中に広がり、どんな味なんだろうと気になった。
その為、タバコをカゴに入れてそのまま会計し帰宅した。
タバコに関しては1日10本くらいしか吸わない。
仕事が一段落した時に喫煙しているので、記事を書き終えた時に吸う形となる。
だいたい短いもので1時間、長いもので3時間記事を書くのだが、記事を書き終えるとプレビューで誤字がないか、表現がおかしいところやわかりにくいところはないか、行間は見やすいかなどをチェックするわけだが、記事を書き終えたときにタバコに火を付けて、チェックしながらタバコを吸うといったパターンが日課になっている。
その為、ブログを書かない時はタバコを吸うことがほとんどない。
まあ、その程度のライトスモーカーである自分が、音楽でいうとタバコをジャケ買いしてしまったわけだが、その味はともかくとして思ったことは「タバコも昔とは随分イメージが変わったなあ」ということだった。
一言でいうとだいぶカジュアルになった。
上の画像は近所のコンビニで撮影させてもらったものだが、色とりどりのカラフルなデザインのタバコが並んでいる。
そして、カラフルでタールが低めのメンソールやアイスブラスト系のタバコは特に女性喫煙者に好まれているようだ。
しかし、一昔前はこうではなかったはずだ。
もっと地味なデザインのものばかりだったような気がする。
その一方で、喫煙者の推移を見てみると年々右肩下がりとなっているが、このグラフはパチンコ業界にも似ていると思った。
タバコ産業とパチンコ業界はそういう意味ですごく似たような境遇であり、そもそもタバコとパチンコは切っても切り離せない関係であると思う。
最近は禁煙のホールも増えたがまだまだホール内は喫煙者で溢れているし、景品コーナーには必ずといっていいほどタバコが置いてある。
「タバコやパチンコは社会からなくなっても差し支えないもの」と考える人も存在するので、両産業とも社会からの風当たりが強いわけだが、一方経済にとってはタバコとパチンコがなくなったらとんでもないことになってしまう。
それはともかくとしてタバコ産業とパチンコ業界の共通点をトピックで挙げていこうと思う。
今から7年前にタスポが登場した時は、タバコ産業に激震が走ったに違いない。
タスポとは成人識別ICカードを使わないとタバコを買えない自販機システムのことだが、そのカードの手続きが面倒なので持っていない人が非常に多く、タバコが自販機で気軽に買えなくなってしまった。
いうなればこの規制は4号機から5号機への移り変わりにおいての出玉規制にも似ている。
あの時にもパチンコ業界に激震が走った。
さらには、タバコ産業には嫌がらせのようにタバコ税の値上げによる商品値上げが続く。
世の中から喫煙者がいなくなってしまっても構わないといったほどの仕打ちである。
同様にパチンコ業界においても年々増加傾向の規制が止まらない。
これだけの規制を繰り返して一体何が目的なのだろうか?と考えたときに、世の中からパチンコ店を減らしたいという思惑が見えてくる。
そういえば、数年前に「世の中にはパチンコ店が多過ぎる。今の半分に減らしたい」と言っていた政治家もいましたね。
まあ、両産業ともこのような境遇であるからこそ大きな変化を遂げてきたと思います。
このタバコはちょうど私の机の上にあったものですが、先ほど申し上げたとおり箱がカジュアルでアイスカプセルを割ることによって新たな味わいを表現するなどだいぶ味わいの幅が広がり、タバコもだいぶライト向けになりましたよね。
同様に近年のパチンコ店の設備を見てもどうでしょう。
・プラズマクラスターイオン
・分煙パネル
・ファブリーズ常備
・アルカリイオン水無料配布
・大型化
・円形島
・波島
設備も豪華になってアミューズメント性が高くなっていますよね。
このように度重なる規制が重なる中で、新規顧客を獲得するための知恵を絞っているわけです。
そして、その中でも個人的に昔とだいぶ違ったなと思うのがタイアップ機の変化ですかね。
ちょっと長くなってしまったので続きは次回書きます。
続く…