東北を中心に全国展開するニラクグループといえば、元々「楽座楽市」という店舗名で展開していた。
それがどういうわけか10年くらい前から「ニラク」に変わったわけだが、「楽座楽市」と聞くとすごく懐かしく感じて、個人的に楽しかった思い出がたくさん蘇ってくる。
今から約15年前となるが、自分が結婚して月の小遣いが1万円しかなくて、それでもどうしてもスロットが打ちたいという時期に、「楽座楽市」が隣町にグランドオープンするというチラシが入ってきた。
まあ、余程のボッタクリ店でない限り「グランドオープン=出す」というのはパチンコ業界の鉄則なわけなので、そのチラシを見た時に楽座楽市のグランドオープンのチケットがどうしても欲しいと思った。
そして、その時はパチ屋の店員だったのだがたまたま自分が遅番の時にグランドオープンの整理券を配布していたので、出勤前にどうにかゲットすることができた。
たしか、グランドオープン初日と2日目が18時オープンで、3日目が12時オープンでその次から平常とかそんな感じだった。
自分は初日と2日目のチケットをゲットし、その二日間とも早番だったので勤務終了後にどうにか打ちに行くことができた。
そしてその二日間の稼働結果は‥
二日目
ハクション大魔王 38000円勝ち
みごと2連勝となった。
大花火やハクション大魔王が設置されていた台数や、閉店後も終了の声を無視してアラジンAを打つことをヤメずに店員と揉めていたガテン系のオヤジなど、特にお金がない時期の貴重な勝ち体験だったので、当時のことは今でも鮮明に憶えている。
その後グランドオープンから数ヶ月は甘めに営業していたようで、イベント日に絞ってしばらく通っていたのだが収支は上々だった。
おそらくハクション大魔王の4か5で5000枚出したり、キングパルサーでは朝一1000円で万枚出したりと、いい思い出が沢山あり、それだけに“楽座楽市”にはとても良いイメージを持っていた。
それから数年して「楽座楽市」から「ニラク」に店舗名が変わったのだが、当時はそのニラクよりも近い場所に稼げる店があったので、そちらに通うようになりその時期からニラクに行くことはほとんどなくなった。
というわけでニラクではほぼ打っていないのだが、個人的な感想としては設定を使っているイメージはほとんどなく、出玉状況的にはいい噂を聞いたことがない。
まあ、自分も噂で立ちまわっているわけではないですけど、何となくダイナムの営業っぽいイメージなんですよね(そういえばダイナムもニラクも海外で上場しましたね)。
つまりはあまりメリハリを付けないフラットな営業です。
それは、“安心感”や“高級感”を与える青を貴重とした店舗カラーやロゴに象徴されており、現在ほぼ全てのパチンコ店で活用しているブログをやっていなかったりと、“落ち着いた営業”の独自路線を突き進んでいる感があるんですよね。
ただ、特にニラクだけに“29日が強い”という話は聞いていたので、まったく期待してなかったのだが2月9日であったり、2月29日は一度偵察を兼ねて設定狙いしてもいいかなと思った。
ってことで今回は2月29日ニラクの設定狙い稼働日記です。
ただし、今回は店のクセがまったく分からない状態での設定狙い。
これは勝ちに行くというより完全にブログのネタの為に行くといった感じである。
ということで、一人で行くのもつまらなかったのでむむむさんに声を掛けてみた。
ちなみにむむむさんはむむむすろぶろぐ-時短打ちのすゝめ-というブログを運営しており、前回の鬼怒川の29カレッジ交流会で知り合った専業スロッターである。
むむむさんは自分よりも非常に知識が豊富で、期待値の計算が得意。
今回は知識ゼロのホールでの設定狙いとはいえ、こういった人がいるとそれだけで頼もしい。
「とりあえず、4年に一度の2月29日ですし行ってみましょう」と快く引き受けてくれた。
というわけで、実戦ホールは昨年(2015年)オープンしたばかりのニラク笠間店。
朝7時半に現地で待ち合わせすることにした。
続く‥