睡魔と戦うマイジャグラー2の設定狙い【だてめがねさんとノリ打ち⑤】

2015年11月23日（月）

だてめがねさんとノリ打ち＠楽園大宮新館の第５話をお届けします。

絆を終えた私はだてさんと一緒にジャグラーコーナーに移動。
2066番台を打っていたのが台を譲ってくれるというツイッターの男性であり、年齢は私と同じくらいの中年だった。

その男性は、ゾロ目だからこの台に座ったという。
実際に出玉もカチ盛り２箱となっており台データも申し分なかった。

私とだてさんがお礼を言うと、その後だてさんは自販機で買ったコーヒーを男性に差し上げた。

「じゃあ、マッキーさん。私は強敵に戻りますのでマイジャグぶん回してください」

かくしてマイジャグの稼働が始まったわけであるが、2000円投資でBIGに当選し良好な滑り出しを見せるも、その後820GノーBIGという状態に陥り追加投資を余儀なくされたわけだが、それよりも厄介なのは眠気だった。

そりゃあ、そうだろう。
深夜1時くらいから並んでロクに寝てないから、睡魔と身体の疲れは相当なものである。

とにかくジャグラーを打ちながら朦朧としていた。

「これを閉店まで全ツッパするのか。キツイな・・」

もはや、このマイジャグが高設定を否定して遊技終了となってくれた方がありがたいくらいだった。
私の体は悲鳴を上げていた。

その為、眠気防止の為に自販機に足を運んだ。
その時に飲みたかったのはリアルゴールドかオロナミンCだったのだがどちらも置いてなかった。

「それならカウンターにあるかも・・」

と、カウンターにも足を運んだのだがそこにもおいてない。
その為、その自販機の中で最も眠気が紛れそうな“刺激の強いビタミン系のドリンク”を購入した。

ただし、それを飲んでも意識は朦朧としていた。
その為、614Gというハマリを喰らって当選したREG後の1G目でGOGOランプがレインボーに光ったのだが、その重要なショットを撮影し忘れて遊技してしまう始末だった。

無論、軍艦マーチを聞いたのは自身初めてであった。

そこからジャグ連をかましてトントンの状態に持ってきた時にだてさんからLINEが届いた。

ここに来て、強敵の高設定の可能性が低くなったらしい。

かくして、だてさんは強敵の出玉を交換し私のところにやってきた。

その一方で、私の打つマイジャグは設定56の可能性が高かったのだが、だてさんは言った。

「ハナハナは出てますけどジャグラーは出てないですね。となるとこの台だけ設定56を使っているとは考えづらいです。この台もやめましょうか・・」

私はそのだてさんの言葉に内心ほっとした。
時間はすでに18時だがこのまま閉店まで回すのは体力的にキツイ。

かくして最終判別は上記のような状況で台を捨てたわけであるが、この判断は流石だてめがねさんといったところだろう。

これだけの優秀なデータを叩いたのにも関わらず、周囲の状況を加味した上で低設定のまぐれ噴きと判断したのである。