【設定狙い実戦記事 PART.2】をお送り致します。
~過去記事はこちら~
・【設定狙い実戦記事 PART.1】
7月29日は「9の付く日」ということでビックマーチつくば本店に向かった私は、7時半前には現地に到着。
近くにあるファミリーマートで朝食を買ってきて車内で食べることにした。
コンビニの中ではファミマが一番好きで、それっていうのも他のコンビニよりも弁当やパスタなどの作りが非常に凝っていてオリジナリティがあるからです。
逆にセブンイレブンは無難なんだけどオリジナリティに欠ける感じであんまり好きじゃないんです。
ただ、自宅の近くにはセブンしかないのでコンビニは90%以上セブンに行くことが多いですね。
まあ、そんな感じで朝食を食べた後はパチスロ必勝ガイドを読んで暇を潰していました。
その後は、8時半から並び順で整理券が配布なので、ちらほらと人が並び始めたあたりから自分も並んで、貰った券は19番でした。
9の付く日の設定狙いだけに「19番」ってなんか縁起がいい^^
何だか勝てそうな気がしてきました。
整理券で並んでいる時に常連グループから「今日は9の付く日なので、全機種に高設定が入る」といった情報がありました。
私はそれを聞いて、それが本当だとすると少台数のAT機を狙ってもいいと思ったのですが、やはりAタイプの高設定台の方が安定して出ることと、ジャグラーやハナハナの方が平均設定が高くて有利だと予想し、ジャグラーかハナハナのどちらかを打つという考えは変わりませんでした。
それで、どちらを打つべきか前日のデータを見ていたのですが、前日はニューキングハナハナが物凄く出ていました。
▼前日のデータ(ビックマーチモバイルで閲覧)▼
前日は新装開店でニューキングハナハナを増台しているのですが、その兼ね合いもあったのでしょう。
それにしても全台の平均合成確率が1/154だとは驚異的です。
1/154というと平均設定5に近い数値ですよ^^;
まあ、ここまで出ていると今日は出さないんじゃないかと思うのが普通なんですけどね。
ただ、ジャグラーとハナハナどちらを狙うか考えた時に、どうしても機械割を見るとやはりハナハナとなってしまうんですよね。
▼ジャグラーとハナハナの機械割比較▼
ニューアイム ジャグラー |
ニューキング ハナハナ |
|
---|---|---|
設定1 | 95.8% | 96% |
設定2 | 96.7% | 98% |
設定3 | 98.7% | 101% |
設定4 | 100.8% | 104% |
設定5 | 102.8% | 107% |
設定6 | 105.1% | 112% |
やはり、これだけ差があるとハナハナのがいいかなとなってしまう。
ハナハナであれば4以上であれば勝負になるけど、ジャグラーだと6でないと厳しいですからね(特にニューアイムでは)。
そう考えるとジャグラーの6を積もるのってやはり難しいと思ってしまって、それならハナハナで最低でも4以上積もれればと思ってしまうんですよね。さらに、あわよくば5・6の可能性も十分ありえますしね。
世界億万長者番付で常に上位にランキングされているウォーレン・バフェット(株の投資家)の格言でこんなものがあります。
「リスクとは、自分が何をやっているかよくわからないときに起こるものです」
自分は設定狙いもまさにこれと同じだと思っていて、要は「何をやっているかよくわからない状態で設定狙いするな」ということです。
それは、いかに出す日とはいえ闇雲に打ってしまっては負ける可能性が大きいというわけです。
高設定を入れるということは当然低設定もあるということですから、それらを回避しなくてはならないわけで、その為にはどの台を狙うかってことなんですよね。
そして、今回の設定狙いでは…
・AT機よりもAタイプ
・ジャグラーよりもハナハナ
といった感じで、仮説を立てて狙い台を絞り込みました。
そして最後に「それではどのハナハナを狙うべきか?」という最終段階に入るわけですが、それにおいて私は以下のデータを見た時に277番台と288番台に目星を付けました。
赤丸で囲みましたが、この2台の出玉には目を見張るものがあります。
っていうのも、ニューキングハナハナの設定6の合成確率は1/138なのですが、2台ともそれを遥かに上回っています。
つまり、前日のニューキングハナハナは2台とも設定6であり最低でも5は使っていたと仮説を立てます。
そして、ここからが重要なのですが2台に設定5・6を使って2台とも出たのであれば次の日の営業はどのようにするでしょうか?
もし2台とも低設定に落としてしまうと「9の付く日」に期待して据え置きを狙った客をがっかりさせることになりますよね?
だから、設定師の心理としてどちらか一台は据え置くんじゃないかと、自分は仮説を立てたんです。
つまり、今回のケースですと
①⇒277番台・288番台両方設定を落とす
②⇒277番台・288番台両方据え置く
③⇒277番台だけ据え置く
④⇒288番台だけ据え置く
といったような4パターンが考えられます。
以上のことを踏まえると
・277番台を設定狙いした時には、②か③のケースであれば高設定台をツモれる
・288番台を設定狙いした時には、②か④のケースであれば高設定台をツモれる
このように考えると、4パターンの中での2つなので1/2で高設定台をツモれるということになります。
もちろん、設定師が何を考えているのかは分かりません。
前日にハナハナが出てしまったので、ハナハナを全体的に落としてジャグラーや沖ドキに設定を入れるかもしれませんし、両方設定を落とす①の可能性だって十分にありえます。
ただ、私の中では「2台とも低設定に落とすことは気が引ける。どちらか据え置きたい」という心理が設定師に働くのではないかという仮説を立てたのです。
この仮説を立てることによって立ち回りにブレがなくなるんですよね。
っていうのも、2台のうちどちらかを打って、自分の打ってる台が高設定を否定するか片方の台に高設定の挙動が見られたらヤメればいいんですから。
ここでは「どちらか据え置きたい」と設定師が考えるのではないかと仮説を立てているので、両方据え置くわけはないという仮説も同時に立てているわけです。
そうなると、自分の台ともう一方の台の挙動を見てヤメ時を判断できるので、ヤメるかツッパるかの判断材料が2倍になるってことです。
繰り返しますけどウォーレン・バフェットの
「リスクとは、自分が何をやっているかよくわからないときに起こるものです」
という言葉通り、自分が何をやっているかよくわからない状況を作ってはダメなんです。
適当なハナハナを狙っては高設定台を拾える可能性が1/2はおろか1/3や1/4にもなってしまうし、やめ時を判断するのにも時間が掛かりダメージを伴います。
しかし、このような仮説を立てることによって、高設定を拾う確率をアップさせると同時にダメージも軽減できます。
もちろん、仮説自体が間違っていたら最初から考えていたことが全て無になりますが、でもそれでいいんです。
仮説を立てることは、何も考えていないよりも明らかに精度やリスク軽減において差がつきますからね。
そして、スロットで勝つためにはこういうちょっとした差が必要なんです。
以上のように、このような感じで仮説を立てた私はハナハナの288番台を狙うことにしました。
277か288のどちらが据え置きかを考えた時に、どうせ据え置くのであればよりイメージを良くするために出玉が多く出た方を据え置くと思ったからです。
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PART.3に続く・・・⇒⇒⇒
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